Vivienneをやろう、と考えたきっかけ、その2をお話しますね。
「その1」からも続くことですが、
パーチメントクラフトは一般の方々には、あまり目にする機会がありません。
我々、公認講師であっても作品の発表の場が、相当限られています。
幸い、関東圏に在住の私達は、
毎年アジア最大のホビーの催事「日本ホビーショー」への参加を、
Pergamanoの総代理店のCEOさまのお手伝い、という形で許されています。
然しながら・・・
何と言っても「年に1度」。(実は、その準備たるもの・・・相当なものでして。来年の4月末のホビーショー、既に、そう、とっくに!準備はスタートしております!ですから、まさか、、、あんなオオゴト!が年に何回も、ってのは、そりゃ、もぉ~~~~ぜぇ~~~~ったい!ムリッ!^^;)
そして、当然ながら、
ホビーショーの展示作品には、様々な規制があります。
作品のテーマであるとか、使う額であるとか、バックのペーパーの色、形、そして、使う道具の種類も、
最初から決まっていたり、
テーマが重ならないように、
同じような色ばっかりにならないように、
同じような道具を使った作業ばかりにならないように、
同じようなテクニックがいっぱい、にならないように・・・・
と、お世話役は本当に細かい決まりごとを相談し、伝え、、、その中で、私たちは皆様にご覧いただく作品を制作していきます。
これは、仕方のないことです。
大きな催事場、沢山並ぶ作品に統一性、見た目の美しさ、ご覧になる方々に参考になるように、と考えられてのことですから。
そういう規制の中で、如何に美しく、人の心に訴えるものを作るか、、、そして、個性を表現できるか、、、
それを経験することは、大層勉強にもなりますし、
毎年、それを繰り返すことで、姉妹教室のメンバー先生方がどんどん成長なさる御様子を拝見していると、
「さすが・・・・意味は大きい!」
と頷けます。
しかぁ~~~~し!
「あ~~~、私の作品には、この額じゃないほうが・・・」
「ここに、別のペーパーが使えれば・・・」
「あの道具を使ってみたかった・・・」ETC.
昨年10月に、私達 La Chambre de Yのスタジオ生とメンバー講師は作品展を開催しました。
その折には、あまり細かい規制はしませんでした。
その準備期間の、御参加の皆様の楽しそうだったこと!
好きなように、好きなペーパーで、好きなテーマで、、、、、パーチメントクラフトができる!
「こんなにも、皆さんのお気持ちがワクワクと、楽しく、そして、他の人の作品を見ることが嬉しくて、また勉強になるんだわね・・・」とつくづく思いました。ずっとそんな気持ちでいてほしいな~~~と。
自分が制作する楽しさだけで満足してちゃいけない。
やはり、人様に見ていただくための制作をしなくちゃ。
他の人の作品を沢山目にすることが、とても大事な勉強。
でも、それには、その人らしさが一杯出せる環境がなくちゃ。
「何処かに、、、、そういうところ、ないのっ?!」
「ないっ!」
・・・・・・・
んじゃ、いっちょ、「作っちゃうかっ!!!!」^^